2009年8月15日土曜日

蓮池薫 著 「半島へふたたび」

面白い。

蓮池薫さんのソウル訪問を題材とした手記。韓国と北朝鮮の文化の共通点、相違点を元拉致被害者の視点から描いている。

蓮池さんは現在韓国語の翻訳を仕事にしている。

北朝鮮では、日本語をハングルに翻訳する仕事をさせられていたそうだ。

面白かったところ。

北朝鮮で、表立って不満を態度に表すことができない。そこで、あるとき、まかないのおばちゃんと口論になり、論破した!とよろこんでいるところ。でも、そのあとで、そんなことしてもしょうがないな、って思ったらしい。やさしい人ですね。

日本に観光に来た韓国人を茶室に招待して。蓮池さんは通訳。好奇心旺盛で、矢継ぎ早に質問を浴びせる韓国人。なかには、茶室でこれをそのまま通訳してしまっていいのか、という発言も。

私も同じ目にあったからな。あれは韓国人の特性だったのかも。息つく暇もないくらい質問を浴びせるという。。。

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